子どもが学校へ行きたくないと言ったら~小学二年生編~
朝。
通学班が集まる時間の10分前の事です。
息子。
泣いていました。
「ちょ・・・ちょっとどーしたの?」
幼稚園の頃から、登園しぶりは度々あるのですが、
小学生になってからもまだたまにこんなことがあります。
「泣いてると通学班に間に合わないよ」
私だって仕事があるのです。
下の娘も送っていかねばなのに、全くウンともスンとも
ありません。。。
こうなってしまったらもう覚悟を決めるしかありません。
「すみません、今日遅れます!!」
会社には迷惑かけてしまうけれど・・・
だけど私は母親として仕事より
我が子の気持ちが優先です。
この行動は賛否両論あると思います。
でも時間に追われてイライラしながらじゃ
子どもの話を落ち着いて聞けません。
少なくとも私には出来ません。
時間を気にして、泣きわめく息子を
強制連行のように学校へ連れて行ったことも・・・
でもそれじゃ、何の解決にもならないと
気付きました。
子どもの気持ちに寄り添うこと。
それが母親としての役目だと思うのです。
遅れるコールを入れた後は、
じっくり話を聞いてやる姿勢をとりました。
でも・・・
「ママ、コーヒーでも飲もうかな~」
とりあえずコーヒー片手にリラックス体制を取らせてもらいました。
息子の傍でコーヒーをすすること数分。
「絵と作文、昨日できなかったから・・・」
「休み時間に書かなきゃいけない・・・」
「今日終わらないかもしれない・・・」
そんな言葉がポツポツと出てきました。
よくよく聞くと、終わってない子は息子だけじゃなくて
まだまだいるらしい。
「もし終わらなかったら、家に持ってきて一緒にやればいいじゃん!!」
というと
「だって作文たくさん書かなきゃいけない・・・」
というので、実家から持ってきていた私の小学二年生の頃の
作文つづりを見せました。
何も言わず、じーっと作文を読んでました。
「思ったことなんでも書いていいんだよ」
「ちゃんとやらなきゃって思ったんだね。えらいね。」
「でもそんなに心配しなくていいんだよ。」
というと、次第に気持ちが前をむいてきたようでした。
ちょっぴり不安そうな息子でしたが、
しっかりと顔を上げて教室に入ることができました。
先生にその旨伝えると
「もっと気軽に来いって言ってください^_^」
と明るく受け止めてくださり、
私は教室を後にしました。
子どもが学校に行きたくないと言い出したら
可能な限り、お母さんが傍にいて
とにかく気持ちを聞いてあげる。
これに尽きると思います。
私も仕事をしているので、しょちゅう遅れたり
休んだりするのは気がひけます。
でも、お母さんの代わりは誰もいません。
今目の前にいる子どもの気持ちを大切に
一緒に成長していきたいと
再認識した日でした。
こどもはみんな、お母さんが大好きです。
これを誇り、自信を持って子育てしていきたいですね♡